睡眠時無呼吸症候群
Medical
Medical
睡眠時無呼吸症候群とはSAS(Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれる睡眠中に呼吸の停止を繰り返す病気で、その多くがいびきを伴い自覚症状が少ないことが特徴です。
睡眠時無呼吸症候群は、肥満により上気道へ過剰に脂肪が沈着することが原因の一つとされています。遺伝的あるいは後天的に上気道が狭くなっていることに起因して肥満でない方も約30%にも発症しており、誰しもが発症し得る病気であると言えます。
十分な睡眠をとっているつもりでも、無呼吸であるために脳や身体が休むことができず、昼間の眠気や疲労感が増し日常生活に影響を及ぼすだけでなく、交通事故などの重大な時代を誘発することさえ起こり得ます。
中等度以上の睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、無治療のまま放置すると予後が不良であると報告されています。しかし、適切に治療することで予後は改善されます。
出典:
1.Marin(Lancet2005)
2.He J,et al:Chest,94:9-14,1988
提携検査会社から患者さんの自宅に検査機器が届きますので入院の必要がありません。